遮熱施工事業

夏は涼しく、冬は暖かくを実現する
遮熱材サーモバリア

サーモバリアとは？

工場・倉庫の暑さの原因
「輻射熱」を97%カットする遮熱材

サーモバリアは、断熱材だけでは防げない、輻射熱を97％カットする遮熱材です。サーモバリアを住宅や工場などの屋根や壁に使用することで、夏の太陽の輻射熱による建物の温度上昇を抑え、体感温度を下げることができます。
また併せて、建物の光熱費の抑制も期待できます。

サーモバリア公式サイト

遮熱材とは？

高性能な断熱材が入っているのに、家の中が暑いと感じる理由をご存じですか？

暑さの原因は「屋根の温度上昇」
夏の太陽高度は高く日射のほとんどが屋根に当たります。西日による壁からの熱侵入もありますが、日中の温度上昇は屋根からの熱侵入によるものです。太陽の日差しが屋根の温度を上昇させ、その熱が室内温度を上昇させます。「それくらい分かっている」と思われたと思いますが、ではどのように熱が室内に伝わったのかお分かりですか？

「3 つの熱移動」についてご説明いたします。

この中で屋根を熱くする「太陽の熱移動」はどれだと思いますか？

答え：太陽の移動熱＝「輻射熱」です。

「輻射熱」とは、遠赤外線などの電磁波のことです。例えば、ドラム缶で焚火をしていると、風が吹いていても体が暖かく感じることがあります。これは、輻射熱が空気を介さずに、温度の高い場所から低い場所へ直接伝わるためです。太陽からの熱も「輻射熱」です。地球と太陽の間には空気がないため、太陽の熱は電磁波（輻射熱）として伝わっています。夜になると、この輻射熱は宇宙空間へ放出され、これが「放射冷却現象」と呼ばれます。つまり、太陽の熱が「輻射熱」として屋根を熱くし、その熱がさらに室内にどのように伝わるのでしょうか？

「折板屋根の日陰」と「木陰」の違いについてご説明します。
　例えば、次の図をご覧ください。

同じ外気温30℃の環境で、どちらも風が通り抜ける状態です。
それにもかかわらず、なぜ折板屋根の下は暑く、木陰の下は涼しく感じるのでしょうか？

「どちらも同じ気温のはずなのに、どうして木陰の方が涼しく感じるの？」

その理由は、木陰と折板屋根の性質の違いにあります。
木陰の場合、葉っぱが太陽の熱を受けると、葉に含まれる水分が蒸発し、その際に気化熱として葉の熱が奪われます。
これにより、葉の裏側が冷やされるため、木陰では人体に向かって輻射熱が発生せず、涼しく感じるのです。
さらに、人体が発する輻射熱も葉が吸収してくれるため、より快適に感じます。
一方、折板屋根は夏場に70～80℃に達するほど熱くなります。人体の皮膚温度は約32～33℃のため、温度の高い折板屋根からの輻射熱が人体に向かって放射され、その熱を直接感じてしまうのです。
このように、空気の温度は同じでも、輻射熱があるかないかによって、体感温度には大きな差が生まれます。

つまり、太陽光線（輻射熱）を反射することで、屋根が熱くならず、建物内の温度上昇を抑えることができるのです！

施工方法一例
【スカイシート工法】

アルミ純度99％以上の高純度アルミ箔を使用したシートを採用
⇒反射率は驚きの97％！輻射熱を大幅にカットして、屋根の温度上昇を防ぎます。
アルミ純度が高いほど反射率が向上し、より効果的に熱を遮断できます。
遮熱塗料でよく問題になる「塗膜の不均一」をシートで解決！
⇒シート施工なら、職人の技量に左右されることなく、安定した効果が期待できます。
折板屋根をスカイシートで包み込むことで、雨漏り対策も同時に対応可能です。

スカイシート工法なら、確実な断熱効果と安心の施工を同時に実現できます！

施工方法手順

スカイ工法のスカイシートは両面テープで折板屋根に取り付けます。

サーモバリアスカイシートの耐風性能
・高さ16mの屋根で風速40mまで耐えられる強度を持ちます。

スカイ工法は、太陽からの輻射熱をしっかり反射し、室内の温度上昇を防ぎます。

お客様からは「冬は逆に寒くならないの？」というご質問もいただきますが、ご安心ください。: スカイシートは熱の放射を抑える効果もあるため、冬場は室内の暖かさをしっかりキープします。
イメージとしては、「鮭のホイル焼き」のように、アルミ箔が熱を閉じ込める働きをしてくれるのです。
また、スカイシートのアルミ箔は夜間の放射冷却現象による温度低下も防ぐため昼も夜も、一年中快適な環境をサポートします。